APO-LANTHAR 50mm F2が最近1番のお気に入りスナップレンズなので、このレンズを持ってパリの日常を撮影しに出かけました。このレンズが気になっている方は、以前投稿したAPO-LANTHAR 50mm F2と共に歩く東京と湘南もよかったらご覧ください!
究極の解像力、高いコントラスト、深い色ノリで文句なしの描写
久々に晴天の朝にAPO-LANTHAR 50mm F2を持ってパリのリヨン駅界隈に向かう途中、斜めに入ったスタイリッシュな陰影を発見!さらに陰影に挟まれた日向の場所で一服休憩しながらスマホを操作する男性も相まって、まさにストリートフォトに最適なシーンだったので、すかさず一枚撮ってみました。文句なしの極上の解像感に加え、高いコントラストと色ノリの良さを感じされる写真に仕上がり大満足。コントラストが高いといっても暗部が黒く潰れている訳でもないですし、明るい箇所が白潰れしている訳でもなく、ダイナミックレンジの高い描写なので、レタッチでも無理なく調整しやすいです。
極上のとろけるボケ味も強みだから、ピント面のシャープさに自然と視線が集まる
カフェでのテーブルフォトだと被写体が近いケースが多く、ボケ味のクオリティーが気になるところですが、こちらも妥協のない高い質感です。背景の煩くなることなく、気持ちの良いとろけるボケの表現が得られることで、自然と視線がピント面に誘導され、印象的な表現にまとめることができます。
APO-LANTHAR 50mm F2はモノクロでも素敵な写り
強烈な朝日を背にアラブ世界研究所の前を歩く女性をAPO-LANTHAR 50mm F2で撮ってみましたが、未だにマニュアルフォーカスレンズで動く被写体にバッチリとピントを合わせるのは結構難しいです。絞りをF5.6に設定し、被写界深度を広めに取って、とにかくスナップ撮影を楽しむことに専念します。
天気の良い日はセーヌ川沿いでピクニックが最高に幸せなひと時
冬季はどんよりした雨天や曇天の日々が続くので、春の陽射しはパリジャンにとって憂鬱な時期を乗り越えたご褒美のようなもの。こんな気持ちの良い天気の日は少し寒くてもできるだけ露出の高い服装で体全体で太陽の恵みを享受したいですが、みんな幸せそうな表情を浮かべているからついついカメラのファイダーはピクニック中のパリジャンやパリジェンヌに向いてしまう。
ポンピドゥーセンターからゴールデンアワーにポートレート撮影
収差を極限まで抑えたアポクロマート設計のAPO-LANTHAR 50mm F2はこんなに強烈な夕陽をバックに半逆光ポートレート撮影で使用しても嫌なフレアやゴーストは生じず、画質低下もほとんどないですね。ゴールデンアワーの時間帯に積極的に持ち出したくなる理想的なスペックです。
夕暮れ時のパリの夜空とエッフェル塔
F8まで絞り込んでAPO-LANTHAR 50mm F2の解像性能を極限まで高めて撮影しました。ポンピドゥーセンターからエッフェル塔はかなり遠いので、さすがに50mmの焦点距離のレンズではエッフェル塔が小さく写ってしまいますが、それを広く写したこんな構図もなかなか良いですね!
Photo Walkイベントに参加し、モンマルトルの丘でストリートスナップに挑戦
ヨーロッパではmeetupというイベント企画サイトがあり、ストリートスナップ好きのフォトグラファーたちが集うPhoto Walkイベントに参加してみました。フランス人だけでなく、パリ在住の外国人や旅行者もかなり参加しているので、コミュニケーション言語は英語とフランス語で半々くらいだから、最近英会話レベルを向上したい気分の僕にとっては大好きな写真という趣味を通じて、英会話まで楽しめるので最高のイベントだと感じました。またカメラを持参していないスマホ参加者もいたりするので、本気度高めの人たちだけではなく、だいぶ気軽に参加できそうです。
ガイドがモンマルトルの撮影スポットを紹介しつつ、各自のリズムで撮影を楽しむ
参加者同士の出会いの機会を作ることを主眼に置いているようで、みんな和やかで話しやすいです。それでいて一応ガイドが撮影スポットを解説しながら誘導してくれるので、とっても楽しい雰囲気で進行していきます。
孫とお出掛けする高齢女性の笑顔でワンショット
トレンチコートを纏ったロン毛のイケメン男性と一緒に満足そうな笑顔を浮かべた高齢女性があまりにフォトジェニック過ぎて、すかさずシャッターを切ったワンショットです。来週は我が家の近所のパリ中心部でPhoto Walkイベントがあるので、必ず参加したいと思っています!