パリで主に人物撮影を行なっているフォトグラファーYuichi AOKIが、Map CameraでメインレンズFE 24-70mm F2.8 GMを売却し、新たにFE 24-70mm F2.8 GM IIを購入しました。今日はFE 24-70mm F2.8 GM IIを使って伊豆でスナップ撮影した写真をご紹介していきます。
買い替えの主な理由は下記5点です。
- 重量886gから695gへ軽量化
- 全長136mmから119.9mmへ小型化
- 最短撮影距離0.38mから0.21m(W)/0.3m(T)へ
- 画質の向上
- オートフォーカスの高速化
24-70mm F2.8の標準ズームレンズは仕事で撮影する際にほぼ常備しているメインレンズなので、上述1〜5全てが重要な改善点ですが、特に1.軽量化と2.小型化が日々の機動力向上には欠かせないと判断し、購入に至りました。
FE 24-70mm F2.8 GM IIは単焦点レンズ並みの高い解像感とコントラスト
さすがSony最高峰GM標準レンズの2代目だけあって、きめ細やかな部分まで鮮明に写し出す高い解像力が魅力的。また高いコントラストでパキッと美しい陰影を表現できるので買い替えして大満足!
逆光の厳しい条件でも透明感と立体感のある美しい表現
強烈な太陽光が反射する水面を画角に入れているので、比較的フレアが生じやすい条件ですが、コントラストを下げることなく、透明感と立体感のある美しい表現に仕上げてくれます。
オートフォーカスの高速化と正確性の向上で人物撮影で威力を発揮
前回のブログ投稿でAPO-LANTHAR 50mm F2というマニュアルフォーカスレンズを紹介しましたが、人物撮影ではやはりFE 24-70mm F2.8 GM IIの高いオートフォーカス性能が有難い限り。Sony αミラーレスカメラの瞳フォーカス機能を活用することで、最強のポートレート撮影ツールが完成です。
初めて訪れた伊豆下田でスナップ撮影を満喫
南伊豆は初めて訪れたのですが、少し南国っぽい雰囲気もあり、可愛らしい街並みも相まって、シャッター回数が爆上がりでした。
駿河湾の奥に聳える富士山は圧巻の風貌
子供の頃から山梨側から富士山を眺めることが多かったのですが、駿河湾側から眺める富士山は海と山のコンビネーションで驚きの美しさでした。
夕陽を受けた菜の花がなんとも可愛らしく、シャッター押し
恋人岬に寄ったら夕陽を受ける菜の花を見つけ、ついつい撮影しちゃいました。
ゴールデンアワーの富士山&駿河湾が幻想的
日が暮れて冬の冷たい北風が吹き抜ける中、富士見駐車場から撮影した富士山。極寒だったけど、一生忘れられない印象的な日本の風景。
柔らかい朝日が差し込む修善寺の桂川&竹林
伊豆修善寺って子供の頃からなんとなく聞いたことがある温泉街だったので、一度行ってみたいと思っていました。年始で観光客が少ない時期だったので、街中は静寂に包まれ、情緒溢れる散歩道を満喫できました。
宿泊した宿の共同キッチンが昭和レトロな雰囲気でとても可愛らしい
こういう昭和レトロな雰囲気の曇りガラスってどこか温かくて落ち着きますよね。ここ数年こういうレトロな雰囲気が人気ですが、外国から日本を訪れた観光客にとっても不思議と安心できる素敵なデザインのキッチンでした。
修善寺はスッキリ&コンパクトで可愛い温泉街
この日も朝から雲一つない晴天で空気は乾燥し、どんよりした冬のパリとは大違い。東京で生まれ育ち、当時は当たり前過ぎて当然だと思っていたのに、地元を離れパリで暮らしてみると生まれ育った土地の魅力を再発見できたりもします。観光客がほとんどいない新年の修善寺を満喫できて、本当にラッキでした!
FE 24-70mm F2.8 GM IIは最強ポートレートレンズだが、街撮りスナップでも優秀なレンズ
仕事用の人物撮影用レンズとしては、FE 24-70mm F2.8 GM IIはほぼ欠点無しの最強レンズですね。街撮りスナップをするには少し大きく、重たいので、前回紹介したAPO-LANTHAR 50mm F2の方をより積極的に持ち出したくなりますが、旅行で標準域を広くカバーできるレンズを持っていきたい時はFE 24-70mm F2.8 GM IIも重宝しそうです。妥協のない画質&標準域を全てカバーできるレンズをお探しでしたら、ぜひ一度店頭で試してみてください”!