だいぶ肌寒くなってきた10月中旬のパリ。久々に晴天に恵まれたので、夕暮れ時にソニーα7R IIIにTamron 70-180mm F/2.8 Di III VXDの望遠レンズを付けてコンコルド広場まで散歩してきました。美しい紅葉に彩られるチュイルリー公園や夕陽で見渡す限りの世界が金色に染まるゴールデンタイムのコンコルド広場から見るエッフェル塔は心の底から元気にしてくれるような絶景でした。今日はこの時に撮影した魅力満載の『秋のパリ』をご覧ください。
ゴールデンアワーのエッフェル塔とオベリスク
こちらは夕暮れのゴールデンアワーの時間帯にメトロ1号線コンコルド駅裏にあるライオン像の前からTamron 70-180mm F/2.8 Di III VXDの望遠端180mmで撮影したエッフェル塔とオベリスクの写真です。コンコルド広場からエッフェル塔までのエリアには高層建造物が全くないので、余計なモノが一切写り込まない絶景スポットです。パリ在住フォトグラファーとしてもイチオシの撮影地なので、夕暮れ時はぜひ行ってみてください!
コンコルド広場で秋の斜光と長く伸びた影を捉えた一枚
コンコルド広場はオベリスク、街灯、車止めポールが多いので、秋が深まるにつれて徐々に長く伸びる夕暮れ時の影が魅力的に写せるポイント。逆光でも描写性能の低下が目立たないTamron 70-180mm F/2.8 Di III VXDを使えば、これだけ強烈な逆光を画角に入れても解像力は全く問題ありません。
秋の夕暮れとパリの恋人たち
肌寒い時期になっても、紅葉に染まるロマンチックな雰囲気に包まれる市内の公園はパリの恋人たちにとって大人気のデートスポットです。ストリートスナップでは美しい風景や光だけでなく、魅力的な被写体を探しながらあちこち歩き回るのですが、やはりストーリーを感じさせるような人物を画角に入れた深みのある写真が好みです。
金色のチュイルリー公園とパリジェンヌたち
赤、オレンジ、黄に染まるカラフルな日本の紅葉とは異なり、秋のパリは金色一色の世界に様変わりします。マルシェの野菜売り場でもカボチャ、さつまいも、柿といった暖色の商品が増え、なんとなく心もほっこり温まります。チュイルリー公園でも綺麗に一直線上に植えられたマロニエの木が一斉に金色に染まり、おしゃべり好きのパリジェンヌたちを惹きつけます。
ピンク色に空が染まる瞬間にルーブル美術館へ
空の色がコールドからピンクへと変化する時間はごく僅かで貴重なタイミングです。パリ中心部には高層建造物がないので、空がとても広く、夕暮れ時は美しい空に心を奪われることもしばしば。パリ中心部で暮らしていてもこんな美しいピンク色の空はそう滅多に見れる景色ではないので、心がワクワクしました。
Lazuli(群青の空の色)に感動し、Studio Lazuliを立ち上げた時のことを想う
初めてパリを訪れた際にブルーアワーの時間帯に目にした群青の空の色に感動し、後にパリに移住を決意。その数年後にパリでサイト制作、写真&動画撮影、グラフィックデザインを中心としたクリエイティブ業務を開始する際に、ペルシャ語で『群青の空の色』を意味する『Lazuli(ラズリ)』という言葉を知り、Studio Lazuliの立ち上げを決意したのですが、この『秋のパリ』の日の最後にルーブル美術館で目にした空はまさにそんな群青の空でした。この神秘的な美しい空を見上げる度に、その時のことを想ったりしています。
魅力満載の『秋のパリ』で撮影をご希望でしたらStudio Lazuliへ
日々撮影している写真をご覧になりたい方はStudio Lazul公式Instagramアカウントをお見逃さずに!
『秋のパリ』で撮影をご検討の方は、ぜひフォト・写真撮影ページをご覧頂ください。