せっかくパリでウェディグ撮影するなら、エッフェル塔や凱旋門などの定番撮影スポットだけでなく、あちこち周遊しながらじっくり時間を掛けて撮影したいというお客様も多数いらっしゃいます。今日はそんな欲張りな方のために『パリ・フォトウェディング欲張り半日プラン』をご紹介します!
ちなみに上の写真はウディ・アレン脚本&監督で2011年に公開されたミッドナイト・イン・パリという映画で度々登場するシテ島のセーヌ川沿いで撮影した写真です。
インスタグラムで大人気のエッフェル塔撮影スポット – モンテシュイ通り(Rue de Monttessuy)
エッフェル塔をバックに撮影をご希望されるお客様にはトロカデロ広場やビラケム橋を提案することが多いのですが、2箇所目のエッフェル塔撮影地や定番以外の撮影地をお探しのお客様にはモンテシュイ通り(Rue de Monttessuy)がオススメです。住宅街から美しくエッフェル塔を眺めることができる撮影スポットは意外に少ないのですが、このモンテシュイ通りからはパリらしい美しい街並みの奥に足元までバッチリとエッフェル塔を眺めることができて文句なし!
観光客が密集する凱旋門では「ブレ」を活かして2人だけの世界を表現
シャンゼリゼ通りの凱旋門側は常に観光客が密集するエリアですが、そんな時はシャッタースピードを極端に下げることで動くもの全て(観光客)をブラし、静止する2人だけの世界を強調したロマンチックな雰囲気に仕上げることも可能です。
静寂に包まれたサクレクール寺院北側はウェディング撮影に最適
常に観光客でごった返すアベス駅&ピガール駅のあるサクレクール寺院南側とは異なり、サクレクール寺院北側は人が少なくて、とても静かなのでストレスなく撮影に集中できる場所です。夏の強烈な太陽光をバックに半逆光で撮影を行うことで、柔らかい光に包まれたエモい写真に仕上げることができます。
モンマルトルは可愛い好きにイチ押しなキュートな街並み
上の写真を撮影したアブルヴォワール通り(Rue de l’Abreuvoir)はピンク色壁や煉瓦造りの住宅が建ち並び、奥には白亜のサクレクール寺院が聳えるパリでも最も可愛らしい通りの一つです。パリ中心部のシックな建築も素敵ですが、小鳥がさえずる癒しスポットが点在するモンマルトルの丘もオススメです!
パリ発祥の地シテ島はしっとり大人っぽいスタイルで
パリ発祥の地であるシテ島はセーヌ川に囲まれた中洲にあるのですが、パリのど真ん中に位置しながらも静かで落ち着いた大人の雰囲気に包まれています。セーヌ川沿いはどこも石畳が敷き詰められているため多少歩きにくさはあるものの、ロマンチックな雰囲気の中で静かにデートを楽しみたいカップルに一押しのスポットです。特にオレンジ色の太陽がエッフェル塔側に沈む夕方の時間帯はまるで映画の一コマのように印象的な光景を目にすることがあります。
パリ中心部のショッピングエリアで夕景ロマンチックフォト
よくお客様から「パリらしい街並み」を背景に撮影したいといったご要望があるのですが、お洒落なセレクトショップが集まるマレ地区も「パリらしい街並み」ですし、八百屋さんや肉屋さんが軒を連ねるモントルゲイユ通りのような商店街も「パリらしい街並み」なので、具体的にどんな場所を提案すれば良いか悩んでしまうことがあります。そこで上述の写真をご覧頂きたいのですが、こちらの一枚はパリのど真ん中を横断するRivoli通りで撮影しました。時間帯としては太陽が沈む直前に撮影したのですが、Rivoli通りはとても横幅の広い幹線道路なので、こんな夕景の時間帯でも自然光のみで十分明るく撮影することができます。また奥にはルーブル美術館やラデファンス(パリ新市街)まで見渡せる見通しが良い通りなので、パースペクティブな迫力のある構図を作ることができます。
ブルーアワーの時間帯は定番のルーブル美術館中庭でベストショット!
太陽が沈み、空が紺碧色に変化し、ライトアップが開始するブルーアワーの時間帯はルーブル美術館ピラミッド前での撮影を希望されるお客様が圧倒的に多いです。中世に建造されたルーブル美術館の両翼、I.Mペイによって1989年に竣工した中央のガラスのピラミッドを背景に背中合わせでベストショットを撮影しました。
ルーブル美術館街灯との組み合わせのソロショットも美しい
パリの街灯って趣深いスタイリッシュなデザインなので、ウェディング撮影の際も街灯を絡めたポージングを提案することがよくあります。街灯を入れるだけで一気にオシャレっぽい雰囲気に変わって、とっても素敵ですよね!
ルーブル美術館回廊側からバックライトで作り込む幻想的な一枚
ナイトウェディングフォトではバックライトだけでシルエットだけを映し出す撮影方法をよく行うのですが、上述写真のようにバックライトが周囲の壁や天井に反射させることができるルーブル美術館回廊ではこんなに素敵な写真を撮ることもできます。ガラスのピラミッドとルーブル美術館の北側エントランスが丁度同一線上に位置する場所から撮影しているので、左右対称の力強い構図にまとめることができるのも魅力です。
モノクロ写真でシックで大人っぽい雰囲気に
昔の名作映画に登場しそうな重厚なヨーロピアンな建造物と街灯が並ぶルーブル美術館だったら、こんな感じでモノクロ写真も素敵ですよね!カラーにするかモノクロにするかはレタッチする際に私が普段判断していますが、お好みの色味などのご要望があれば遠慮なくおっしゃってください。
『パリのフォトウェディング欲張り半日コース』の撮影スケジュール
予算が限られている場合はお手頃なウェディングフォト1時間半プラン(780ユーロ)でパリの定番撮影地2箇所を周遊することもできますし、半日掛けてじっくり撮影したいという方には今回ご紹介したウェディングフォト6hプラン(1230ユーロ)がオススメです!
*ナイトウェディングフォトをご希望でしたら、ライティング撮影(300ユーロ)が追加となります。
最後に、今回ご紹介した『パリのフォトウェディング欲張り半日コース』の具体的な撮影スケジュールをご紹介しておきます。
ウェディングフォト6hプラン
12h30-13h15 : トロカデロ広場
13h30-14h00 : イエナ橋&モンテシュイ通り
14h15-15h00 : 凱旋門
15h30-16h30 : モンマルトル
—休憩—
19h15-20h00 : シテ島
20h15-21h15 : ルーブル美術館
パリ・フォトウェディングをご検討中でしたらStudio Lazuliにお任せください。
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