パリでナイトウェディングフォトが断然お勧めな7つの理由 - Studio Lazuli

パリでウェディングフォトを検討されているなら、圧倒的にロマンチックなナイトウェディングフォトが断然おすすめです!ライティング撮影を得意とするStudio Lazuliが、映画のワンシーンのように幻想的なウェディングフォトを低価格で承ります。今日はナイトウェディングフォトをおすすめする理由について解説していきたいと思います。

①パリ全体を魔法のようにロマンチックな雰囲気で包み込むブルーアワーはナイトウェディングフォトに最適な時間帯

ブルーアワーの解説の前に、まず屋外撮影で写真が綺麗に撮れると言われるマジックアワーという時間帯をご存知でしょうか?

マジックアワーとは、日の出や日の入り前後の空の光が劇的に変化する時間帯を指します。その中にはゴールデンアワーとブルーアワーと呼ばれる時間帯があり、ゴールデンアワーは日の出直後や日の入り直前の時間帯を指し、ブルーアワーは日の出直前や日の入り直後の時間帯を指します。太陽が沈む直前のゴールデンアワーには見渡す限りの世界がオレンジ一色に染まりドラマチックな印象ですが、街灯や建造物のライトアップが始まるブルーアワーの時間帯は魔法のようにパリ全体がロマンチックな雰囲気で包まれるウェディングフォトに最適な時間帯です。

私は初めてパリを訪れた時に目にしたこのブルーアワーの美しさがあまりに印象的だったため、紺碧を意味するLazuli(ラズリ)をサイト名に取り入れました。上の写真は大好きなブルーアワーにルーブル美術館中庭で撮影した一枚で、まさにLazuli(ラズリ)を象徴するようなお気に入りの写真です。

左右のルーブル宮とガラスのピラミッドがシンメトリー(左右対象)な構図になるようにセッティングし、お客様カップルの背後&斜め前方に2灯のライティング機材を設置してクロスライティングのテクニックで撮影しました。

②ナイトウェディングフォトで用いるライティング撮影はスポットライトのように主役に注目を集める必須テクニック

パリでナイトウェディングフォト①

写真は『引き算の芸術』と言われ、閲覧者の視線を被写体(見せたい対象)に自然に誘導するためのテクニックを駆使することが印象的な写真に仕上げるための近道だと思います。そのため、被写体以外が綺麗にボケる単焦点レンズを使ったり、シャッタースピードをコントロールして周囲をブラしたり、額縁になるような要素を画角に加えてみたり、フォトグラファーはあらゆる工夫を凝らして写真のクオリティーを高める努力をしています。

ナイトウェディングフォトの大きな利点は、舞台のスポットライトのように主役であるお客様カップルに閲覧者の注目を集めるためのライティング撮影のテクニックを駆使できる点です。また、夜間の撮影ではライティングを当てている被写体とライトアップされている建造物や街灯以外は舞台の黒子のように目立たなくなるため、自然と『引き算の芸術』を表現しやすくなります。ただし、ライティングは非常に奥が深いため、フォトグラファーの技量が如実に表れ、経験不足のフォトグラファー泣かせの撮影テクニックと言えると思います。

③パリでのナイトウェディングフォトはワンランク上の映り込みテクニックを駆使するチャンス

パリでナイトウェディングフォト②

②で紹介したルーブル美術館中庭の写真も同様ですが、ナイトウェディングフォトはワンランク上の印象を与える映り込みテクニックを使いやすい状況です。ゴールデンタイムは周囲が暗くなり、空だけが明るい状態なので、水面に反射する像が印象的に映る時間帯ですよね。夜空が暗くなるゴールデンタイム後の時間帯でも、バックライトを入れることで人工的に映り込みを作り出すことができます。そのため、ナイトウェディングフォトでは普段以上に反射を作り出す水溜りやガラスのショーウィンドウに意識を集中させています。

きっと普段の生活にも「美しい世界」は溢れていると思うのですが、慌ただしい日常ではついつい見落としがちですよね?魅力的な写真を撮るコツは、そういった日常に溢れる美しい風景や決定的な瞬間を意識的に探し、表現することだと思います。少し屈んでみたり、頭上高くにカメラを構えたり、少し視点を変えるだけで普通見過ごしがちな「美しい世界」を発見できるかもしれませんよ。

④パリ全体をオレンジ色の光で彩るゴールデンアワーはドラマチックに表現すべし

パリでナイトウェディングフォト③

①でご紹介したブルーアワーとは異なり、ゴールデンアワーは見渡す限りの世界をオレンジ色の光で彩るので、夕陽をバックにライティングを駆使してドラマチックに表現するのがおすすめ!夕陽を純光で撮影してしまうと、被写体がオレンジ一色になってしまうので、逆光または反逆行で撮影すべきだと思います。この時もし逆光が強烈な状況で普通に撮影してしまうと中途半端に被写体が暗く写ってしまうので注意が必要です。露出を調整して敢えてシルエットのみを表現するか、或いはストロボによるライティング撮影のテクニックを駆使して適正露出になるように撮影するのかを判断する必要があります。

上の写真はゴールデンアワーになったばかりの時間帯に撮影したウェディングフォトですが、この時間帯は日陰ゾーンは光が極端に冷たい印象に変わるため、カメラのホワイトバランスを調整し、ストロボを当てて撮影しました。パリのすぐ隣にあるヴァンセンヌの森で撮影したのですが、大都会パリの近くとは思えないような自然溢れる神秘的な雰囲気ですよね。逆光撮影ではコントラストや色乗りが低下するので全体的にふわっとした印象の写真になりがちですが、コントラストや色乗りが低下しすぎる場合はストロボ光のパワーとシャッタースピードを調整して、バランスを取るのが正解ですね。

パリでナイトウェディングフォト④

こちらは完全にゴールデンアワーの時間帯にアレクサンドル三世橋でエッフェル塔をバックに撮影したウェディングフォトです。④1枚目の写真よりもオレンジ色の光が強く、少し赤が加わり、よりドラマチックな印象の写真に仕上がっています。ストロボ光のパワーとシャッタースピードの調整を適切に行わないと綺麗な写真が撮れないので、ウェディングフォトなどの人物撮影では最も難しい時間帯ではありますが、日中とは一味違ったドラマチックな仕上がりが得られる時間帯でもあるので、勇気を出してチャレンジしたいですね!

⑤ナイトウェディングフォトでは信号もヘッドライトも宝石箱のように玉ボケに変えて描くベストタイミング

パリでナイトウェディングフォト⑤

『引き算の芸術』と称される写真では、被写体以外に目移りさせる信号やヘッドライトは歓迎すべき要素ではありませんが、それらの光源を宝石箱のように玉ボケに変えてしまえば一気にロマンチックなウェディングフォトに仕上げることができます。そのためには、中望遠以上の焦点距離の明るい単焦点レンズを使って、開放F値で撮影するのが鉄則ですね。このように不要な要素を味方に変えるためのアイデアやノウハウを持っているかどうかがフォトグラファーにとって極めて重要な技量の一つです。凱旋門が遠くに聳えるシャンゼリゼ大通りで、玉ボケのテクニックを駆使して映画やドラマのワンシーンのようなドラマチックなウェディングフォトに仕上げました。

⑥雨や雪でも味方につけるバックライティングはナイトウェディングフォトでより活きる

パリでナイトウェディングフォト⑥

⑤と同じシャンゼリゼ大通りで撮影した写真ですが、ほんのり夕立が降ってきた直後に撮影した一枚です。ウェディングフォト撮影を依頼されるお客様たちにとって、雨や雪は一般的に好まれない天候ですよね。だけど、雨や雪の時にライティング撮影を行うことで、最高にドラマチックな写真を撮影することができます。ストロボを使うことで落下する水滴を止めて撮影することが可能ですし、バックライトを使用することでストロボの光を水滴に反射させて印象的な写真に仕上げることもできます。一般的にネガティブ要素と捉えがちな要素を味方に付けて、ポジティブな写真表現に変えることができるフォトグラファーでありたいと常に考えています。

⑦光り輝くエッフェル塔はロマンチックな気分を盛り上げるカップルたちの憧れ

パリでナイトウェディングフォト⑦

パリの象徴として愛され続けるエッフェル塔は、光り輝くナイトウェディングフォトの時間帯にこそ美しさを増し、カップルたちをよりロマンチックに盛り上げてくれます。また、夜間はエッフェル塔が全方向にレーザー光を放ち、パリ全体を照らし続けます。せっかくパリでウェディング撮影をするなら、断然ロマンチックな夜景をバックにナイトウェディングフォトにチャレンジしてみませんか?

パリでナイトウェディングフォトならStudio Lazuliにお任せください。

パリの魅力的な撮影地を熟知するStudio Lazuliが、最高にロマンチックなナイトウェディングフォトをお手頃価格(580ユーロ〜)で承ります。純白のウェディングドレスも素敵ですが、シックな普段着で気軽に参加されるカップルも大勢いらっしゃいます。手ぶらでパリを訪れる際にも、ぜひお気軽にご相談頂けたら幸いです。

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Hair&make-up by Junko Nakano

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