あるホテルグループからのご依頼で、美しいパリの風景写真を撮影しました。マジックアワーの時間帯に撮影した幻想的で美しい風景写真に仕上がっています。
①ラズリの夜空の下で撮影したパリ・ノートルダム寺院
1枚目の写真は2019年4月に尖塔箇所が火災で焼け落ちてしまったパリ・ノートルダム寺院を撮影した一枚ですが、火災が起きる数ヶ月前にタイミング良く記録に残した思い出の写真です。夕陽が沈んだ直後のブルーアワーの時間帯に撮影したのですが、この「紺碧の夜空」がなんとも言えず幻想的です。パリを初めて訪れた際に目にしたこの「紺碧の夜空」の美しさに衝撃を受け、ラテン語で紺碧を意味するLazuli（ラズリ）を取り入れて、Studio Lazuliの社名を決定しました。そういう意味で、「ラズリの夜空の下で撮影したパリ・ノートルダム寺院」というタイトルを付けています。
②ゴールデンアワーに撮影した凱旋門＆エトワール広場
こちらは日没時間にエトワール広場から夕陽をバックに撮影した凱旋門の写真。広角ズームレンズでは最高峰とされるSONY FE 16-35mm F2.8 GMを装着し、三脚でシャッター速度を1/2ssまで落として撮影することでロータリーを移動する自動車だけ敢えてブラしています。そうすることで写真を見て人が自然と凱旋門に目が行くように工夫している訳です。こちらもシャドーが潰れることなく、グラデーションを綺麗に表現してくれる本当に良いレンズですね。
③冬のセーヌに写り込んだサンルイ島＆紺碧の夜空
こちらは1枚目のパリ・ノートルダム寺院を撮影した直後に直ぐ近くのサンルイ島を撮影した写真です。ヨーロッパ特有の暖色系の街灯の光がセーヌ川に反射してゆったりとゆらいでいる像、おとぎの国に出てきそうな凸凹屋根のアパルトマン、ゆったりとゆらいている様や深いブルーの夜空が並行に並ぶようにコ構図を組みました。
④ゴールデンアワーにポンヌフ橋から撮影したエッフェル塔とセーヌ川
4枚目は自宅近所のPont Neuf（ポンヌフ）橋の上からエッフェル塔とセーヌ川を撮影した写真です。ここPont Neuf（ポンヌフ）橋はパリ発祥の地として有名なシテ島に掛かるパリ最古の橋なのですが、『ミッションインポッシブル』や『ポンヌフ橋の恋人』など様々な映画の舞台として登場し、この街の歴史が最も感じられる場所です。真っ赤に染まった夕陽、ライトアップしたばかりのエッフェル塔、雄大な流れを感じさせるセーヌ川、そしてシテ島の先端でピクニックを楽しむ若者たちなど、パリの日常を感じさせる印象的な一枚になりました。
⑤真冬の夜に撮影した無人のルーブル美術館中庭
最後の5枚目はルーブル美術館中庭でガラスのピラミッドをメインにパースを意識した構図で撮ってみました。繰り返しになりますが、やっぱりこの「Lazuli（紺碧）の夜空」と「暖色系の街灯の光」が堪らなく大好きです。
他にもパリ市内には美しい風景があちこちに溢れています。
皆さんにもこんな魅力的な場所を訪れてもらいたいですし、ぜひチャーミンングなパリジャンやパリジェンヌとの交流も楽しんでもらえたらと思っています。
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