パリ郊外にあるブローニュの森でソフトボックスを使ったライティング・ポートレート撮影を行いました。モデルは20代パリジェンヌで使用した機材はSigma 85mm Artという解像度の高さで評判の良いレンズとソフトボックス&ストロボ1灯です。
①Milvus 1.4/85、Otus 1.4/85超えと評価されるSigma 85mm Artの解像度
本日使用したSigma 85mm ArtはDxOMarkスコアで高性能なツァイスのMilvus 1.4/85やOtus 1.4/85を超えると高く評価されているレンズだけあって、モデルのまつ毛や産毛までバッチリと解像しています。これまで使用してきたレンズの中でトップレベルの解像度だと思います。
②Sigma 85mm Artの美しい玉ボケととろけるようなボケ味が最高
ブローニュの森の湖に浮かぶ一つ星レストランLe Chalet des Iles(ル・シャレ・デ・ズィル)を背景に、レストランの光源を使ってボケ具体のテストをしてみました。レストランの7色の電灯が綺麗に玉ボケになっていて、とても幻想的な雰囲気の写真に仕上がっていると思います。開放ƒ/1.4から綺麗な円形の玉ボケを描いていますが、こちらの写真は少し絞ってƒ/2.5で撮った写真です。
開放値:ƒ/2.5 、シャッタースピード:1/250、ISO感度: 100
③ライティング撮影によって背景は暗く、ドラマチックなポートレート表現へ
撮影時間帯は21時頃だったので太陽がだいぶ傾き、西日が強い状況でしたが、このレンズなら全く問題なしです。日暮れ時の太陽とソフトボックス&ストロボ1灯をクロスライティングで活用し、女性モデルの顔にはソフトボックスで柔らかい光を当てて、半逆光の太陽光で髪の毛のシルエットを美しく描くことで理想的な光を作ることができました。
開放値:ƒ/2.0 、シャッタースピード:1/250、ISO感度: 100
初夏のパリの心地よい夜風が感じられる写真になったかと思いますが、皆さんもフランス・パリ近郊を訪れる際に思い出としてこんなポートレート撮影にチャンレンジしてみてはいかがでしょうか?
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